訴訟費用と弁護士料
1 今回私は、自分で裁判をやったので
訴訟費用 21,000円 切手代 約6,000円
その他 資料の印刷代等 2~3,000円
合計でも3万円前後で済みました。
2 しかし、相手は横浜の弁護士事務所で活動している弁護士が
知り合いということで、弁護士事務所を通してこの弁護士に弁
護を依頼しました。
3 そこで、他人事ながら弁護士料について考察してみるに
① 始めに払う依頼料~30万前後
② 弁護士の日当+交通費~125万
横浜市中区から千葉県館山市まで車で往復4時間と裁判
の時間1時間として5時間+高速代・ガソリン代等で1日
の日当を5万円と推定。
この弁護士さんは、本件裁判の22回以外にも3~4回館山
に来ていますので日当を25日分で計算。
③ 文書作成費+郵送料~40万
答弁書・準備書面・証拠説明書・その他ですべてに弁護
士名が入っていますので1通2万円×20通。
④ 成功報酬~2.34万
13万の18%
合計 197.34万
ずさんな計算ですがかなりの金額になります。
301万の損害賠償で訴えられ、13万分の主張が認められたにもかかわらず弁護士料がかなり高額になることが分かります。
4 この弁護士さんとの会話で
「毎回、横浜からでは大変でしょう。」
といったところ
「仕事なので仕方ありません。大丈夫です。」
と言っていました。
このことでも分かるとおり、裁判とは弁護士にとっては仕事
の場であり、苦学して得た弁護士の資格を使って生活の糧を得
る場であることが分かります。
農家の人が、寒暑に関わらず畑仕事をするのと一緒です。
「箱根山、駕籠に乗る人担ぐ人、してまたその草鞋を作る人」